車両製造の組み立てやガラス接着向けのSikaの効果的なソリューションによる生産の効率化
Sikaの革新的な速硬化接着剤ソリューションと技術サポートは、世界中の輸送機器市場での生産量の増加と生産コストの低減に貢献します。
Sikaの専門家によるグローバルネットワークは、機械的接合技術の代わりに接着剤による接合を実現し、生産を最適化するお手伝いをします。
技術サービス部門では、個々の被着材との適合性を検証し、新しいデザインや車両製造のための材料データを提供します。Sikaは40年以上にわたり、効率的で革新的な、接着剤、シーリング材、コーティング技術で、輸送機器市場をサポートしてきました。
コンセプト段階から製造まで世界中のどこにいてもSikaを頼ってください。
断熱パネル生産の効率化
SikaForce®3液型ポリウレタン接着剤技術は、冷蔵トラックのサンドイッチパネルの製造業者様の生産プロセスとスピードにあわせ、最大30%高い生産量を実現します。
車両組立工程のスピードアップ
SikaBooster®およびPowerCureテクノロジーを適応したSikaflex®接着剤は、独自な強度発現を提供します。貼り合わせてすぐに、固定治具の取り外しが可能です。車両は、より早く次の工程に移動することも、より早く組み立て工程に移ることもできます。
被着材の下地処理における作業ステップの削減
Sikaflex® STP接着剤は、シラン末端ポリマーにより、幅広い被着材にプライマーレスで接着します。SikaのSTPテクノロジーは、類似の変成シリコン製品よりも高い強度を示します。
作業時間の確保と速硬化を両立する独自技術
構造用パネルアッセンブリー接着向けのSikaForce®は、Curing by design技術により、長いオープンタイムと室温での急速硬化を両立しています。したがって、より効率的で早い工程にすることができます。
よくある質問
お客様から多く寄せられるご質問をご紹介します。
- すべてのSikaアクティベータおよびプライマーは、開封後は品質保持期限よりも短くなります。適切な保存条件で開封後2~4週間(製品データシート参照)、又は、品質保持期限のいずれか早い方でご利用いただけます。使用後は必ず内蓋と容器のキャップの両方をしっかりと閉めてください。製品が増粘する、変色する、または、固まった場合は、安全データシートに記載された情報に従い、ただちに廃棄してください。
- はい、Sika®Aktivator は、湿気の多い環境、例えば、ガラスの表面が少し曇った状態でも使用することができます。(ここでの湿度の多い環境とは、高湿度であっても水滴として目に見えないもの、雨粒、結露がとどまっていない状態を指します。)ただし、接着部分は乾燥させたほうがよいでしょう。
- Sika®Aktivatorは、表面活性化機能と同様に清掃機能を果たします。丸はけでの塗布では、汚れを移動させるだけで表面の清掃にはなりません。丸ハケでの塗布は、必要以上のSika®Aktivatorを塗布する事になり、接着に悪影響を及ぼす可能性があります。
- もし、丸ハケをボトルに直接入れて使用した場合は容器内のAktivatorを汚染してしまうことがあります。
- Sika®Primer-207を厚く塗布すると、フラッシュオフタイムが長くなります。又、接着不良の原因となる可能性があります。ただし、金属素地の腐食防止として塗布する場合は、Sika®Primer-207を2度塗りして、長期間保護することをお勧めします。
- 耐久性のある接着を確保するために、透明なフロントガラスは紫外線から表面を保護する必要があります。Sika®Primer(および他のメーカーの大半のガラスプライマー)は有機材料であり、非常に短期間で紫外線によって破壊されるため、耐久的な保護はできません。
可能なソリューションは、次のとおりです:
- 適切な塗装(UV保護が可能な)
- UV保護が可能な金属または不透明なプラスチックトリム
- Sika®UV Shield Tape
- 異なるメーカーの製品とコンビネーションして使用する事は互換性が確保されない為に許されません。
- 競合他社製品の性能や内容は、予告なしに簡単に変更することができ、当社が管理できません。
- オープンタイムの上限は、多くの環境要因に左右されます
- 高温環境では時間が短くなり、また、汚れとホコリは悪影響を及ぼします。したがって、自動車ガラス交換作業では、2時間後には、再度、清掃と化学的処理を繰り返すことをお勧めします。
製品を高温で長期間保存した場合に発生する事がある分離液と呼ばれるものです。製品の保管方法については、各製品のPDSを参照してください。
カートリッジのバージンシールの開封時にノズルとかドライバー等で開封していませんか?その場合、カートリッジ内にエアーが混入してしまいます。開封時はカッターナイフなどで丁寧に切り取る事をお勧めします。
日本シーカは海外への発送はしておりません。お客様ご自身でのご手配をお願いいたします。
お問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。
使用期限が切れた製品のご使用はお控え願います。
弊社ではケース単位の出荷のみとなります。販売店様へご相談をお願いいたします。
各製品のPDSを参照してください。
【未硬化の場合】
風通しのよい場所で硬化させてから廃棄してください。
【硬化済の場合】
廃プラスチックとして各都道府県の定めた処理方法に従ってください。
その他詳細については弊社発行の安全データシート(SDS)をご参照ください。
【硬化前の接着剤/シーリング材】
溶剤等を⽤いて⼯具や機器から取り除いてください。Sikaflex®製品を使用している場合、硬化を阻害する要因となるため周囲でのアルコール使用は避けてください。
【硬化後の接着剤/シーリング材】
カッターなどを使用し物理的に取り除いてください。
常温保管・未開封を前提とし、製品のラベルに記載されている【Best Before】の期限内に使用してください。
開封後は、使用状況・保管環境により使用可能な期限は大きく異なるため、有効期限にかかわらずなるべく早めに使い切ってください。
塗布した接着剤・シーリング材の表面 に膜がはるまでの時間
接着剤を塗布してから、被着材を貼り合わせるまでの時間
より高い温度での使用によるリスクは以下です。
- スキンタイムがより速くなるために、シーリング材の場合、均し作業時間が短くなる、また、接着剤の場合、オープンタイムが短くなる。
- 被着材と製品との間で気泡が形成されやすいことから、接着不良の原因となることがある。