シーカ®コントロール
シーカ®コントロールはコンクリートやモルタルの 収縮ひずみを低減する効果があります。
- 適切量の添加により、収縮ひずみを5~40%程度低減させます。
- 各種化学混和剤などと併用できます。
- 無塩化タイプです。
適用範囲
コンクリートやモルタルの収縮ひずみの低減性質/特長
- 適切な量を添加することによりコンクリートやモルタルの収縮ひずみを5~40 %程度低減させます。
- AE減水剤、高性能AE減水剤、高性能減水剤、各種
膨張材などと併用できます。 - 無塩化タイプです。
荷姿
18 kg缶
色
無色液体
製品詳細
認証 / 規格
JIS A6211 コンクリート用収縮低減剤
主成分
ポリアルキレングリコール系誘導体
保存期間
未開封で直射日光を避け、冷暗所に保管して6カ月
保管状態
- 火気および直射日光を避け、冷暗所で密閉して保管して下さい。
- 開封後はできるだけ早く使い切るようにし、異物が混入しないように注意して下さい。
- 固化した場合(流動点:-50 ℃以下)は自然解凍させた後、よく混合して使用して下さい。
密度
1.01~1.06 g/㎤
塩化物イオン(Cl-)量
0.00 %
塩化物イオン(Cl-)量は分析値例
全アルカリ量
0.0%
全アルカリ量は分析値例
具体的手引き
JIS A6211 コンクリート用収縮低減剤 規格による試験
1.モルタルの試験結果
品質項目 | 規格値 | シーカ®コントロール | |
フロー値比(%) | 85以上 | 99 | |
凝結時間の差 (min) | 始発 | 120以下 | 35 |
終結 | 180以下 | 30 | |
圧縮強さ比 (%) | 材齢7日 | 80以上 | 89 |
材齢28日 | 85以上 | 94 | |
長さ変化比 (%) | 乾燥期間7日 a) | 70以下 | 58 |
乾燥期間28日 a) | 75以下 | 73 |
注a) 乾燥期間とはJIS A6211の保存期間である。
試験モルタル1バッチの配合の合計質量(2025g±8g)中のシーカ®コントロールの使用量 =9.0g/合計質量
2.収縮低減剤に含まれる塩化物イオン(Cl-)量及び全アルカリ量の試験結果
品質項目 | 規格値 | シーカ®コントロール |
塩化物イオン(Cl-)量 質量分率(%) | 0.10以下 | 0.00 |
全アルカリ量 質量分率(%) | 1.5以下 | 0.0 |
施工方法
推奨使用量
- コンクリート1 ㎥に対して1 kg~8 kgの範囲で使用して下さい。
- 通常の混和剤のように練混ぜ水に混合して使用します。
- AE減水剤や高性能AE減水剤、高性能減水剤に混合して使用することも出来ます。
- 膨張材と併用して使用することも出来ます。
- アジテータ車で直接混合することも出来ますが、その場合は単位水量の一部として計算してください。