SikaForce®-800 Blue
SikaForce®-800 Blue は、気温が15 ℃以下の低温施⼯⽤に開発された、2成分形ポリウレタン補修⽤充填材です。気温が15℃を超える場合はSikaForce®-800 Red の使⽤を推奨します。
- 混合および施工が容易
- サンドペーパーが目詰まりしにくい
特長
- 混合、施⼯が容易で仕上がりがきれい
- グラスファイバー⾯に対して極めて良好な接着性
- 約20 mm までの施⼯厚みでも垂れない
- サンディングまでの時間が短い
- サンドペーパーが⽬詰まりせず、サンディングが容易
適用範囲
SikaForce®-800 Blue は、⾵⼒発電ブレードについた傷の補修、及び表⾯についた傷の充填等に使⽤されます。本製品は施⼯経験のある、専⾨業者による使⽤を前提としています。実際に使⽤する被着材に対する接着性と使⽤条件との適合性の事前確認は必ず実施してください。
荷姿
SikaForce®-800 Blue
同軸カートリッジ | 195 ml |
ミキサー: Sulzer MixPacTM Quadro MGQ 08-20T |
製品詳細
特性 |
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主成分 |
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色 (CQP001-1) |
混合後 |
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硬化機構 | 重付加反応 | ||||
密度 (未硬化) | 混合後 (計算値) |
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固形分 | 100 % | ||||
混合比率 | 体積比 | 100 : 50 | |||
粘度 (CQP029-4) | 25 mm PP, d = 1 mm, 10 s-1 |
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性状 | チキソ性のあるペースト状 | ||||
施工温度範囲 | 5 ~ 30 ℃ | ||||
作業可能時間 | 2 分 A | ||||
サンディング時間 | 5 ℃ 10 ℃ 15 ℃ | 40 分 20 分 15 分 | |||
破断時の伸び (CQP036-2 / ISO527) | 2.5 % A, B | ||||
ガラス転移点 (ISO 11357-2) | 55 ℃ | ||||
保存期間 | 15 か月 C |
CQP = Corporate Quality Procedure | A) 23 ℃ / 50 % r.h. | B) 引張り速度 2 mm/min |
C) 10 ~ 30 ℃ で保管 |
硬化機構
SikaForce®-800 Blue は、2 成分の化学反応で硬化します。⾼温時は硬化速度が速くなり、低温時には硬化速度が遅くなります。
耐薬品性
薬品及び熱への暴露が予測される場合は、実使⽤に即した条件で試験を実施してください。
施工方法
下地処理
表⾯は清潔で乾燥していて、グリス、油、ほこり、および汚染物質がない状態にしてください。洗浄後、表⾯と材料の種類によっては、物理的または化学的処理が必要になる場合があります。下地処理の⽅法は、事前試験にて必ず確認してください。
施工
カートリッジの塗布には、適切なハンドガン、またはピストン式のエアーガンを使用してください。良好な混合性能を得るために、決められたスタティックミキサーを使⽤してください。
まず、ミキサーを取り付ける前に、A剤とB剤が均⼀に吐出されるまで捨て打ちを⾏ないます。次に、ミキサーを装着し、塗布の前にビードの最初の数cmを捨て打ちしてください。
除去
硬化前の SikaForce®-800 Blue は、SikaRemover®-208 を⽤いて⼯具や機器から取り除くことが可能です。硬化後は機械的に取り除くしかありません。⼿など⽪膚に付着した場合は、直ちに Sika®Cleaner-350H または適切な⼯業⽤ハンドクリーナーおよび⽔で洗い流してください。
溶剤は使⽤しないでください。
保管条件
SikaForce®-800 Blue は、10 〜 30 ℃の乾燥した場所で保管してください。直射日光や霜に曝さないでください。
Minimum temperature during transporation
is -20 °C for maximum 7 daysMinimum temperature during transporation
is -20 °C for maximum 7 day