Sikafloor® Marine Primer C

Sikafloor® Marine Primer C は、5℃以下では使用しないでください。

開封後は約1ヶ月以内に廃棄してください。ゲル化、分離、または大幅な増粘が確認された場合、前記期間内でも直ちに破棄してください。

本製品を、「施工」に記載されている以外の物質で希釈したり混合しないでください。

輸送時および保管時にはSikafloor® Marine Primer Cを5℃～25℃に保ってください。直射日光や霜に暴露しないでください。製品が改質してしまいますので、Sikafloor® Marine Primer Cが凍結した場合は破棄してください。

表面は清潔で乾燥しており、接着性を損なう恐れのあるグリス、オイル、ホコリそして他の汚染物質がない状態でなければいけません。

溶接の継ぎ目部や、摩耗した場所(人の出入りの多い場所)では、ショッププライマーがすでに剥がれていることがよくあります。

この様な場合は、剥がれている部分を改修する必要があります。グラインダーまたはスチールブラシでショッププライマーを除去し、ショッププライマーメーカーの指示に従って表面処理を行ってください。適切なプロセスに従ってショッププライマーを再度塗布します。

ご使用の前に、Sikafloor® Marine Primer Cを十分に振り、毛足の長いローラーで塗布します。

アルミニウムまたはジンクリッチショッププライマーを塗布したデッキへの施工は、Sikafloor® Marine Primer C で表面処理をする前に、SikaCor® ZP Primer または適したタイコート剤を塗布することが必要となります。

多孔質面に塗布する場合、プライマーを2段階で塗布する必要があります。1回目は、Sikafloor® Marine Primer Cを20％の水道水で希釈して塗布します。プライマーが白/青みがかった色から透明になった後、2回目として、希釈せずにSikafloor® Marine Primer Cを塗布します。塗布したSikafloor® Marine Primer C が白色(淡青色)から透明に変化したら、セメントモルタルの施工が可能です。Sikafloor® Marine Primer C の表面には、乾燥後も多少べたつきが残ります。

施工および被着材の最適温度は、15℃〜25℃です。

使用量と塗布状況は、個々の被着材の仕様により変わります。使用後は、すぐに容器の蓋をしっかりと閉めて下さい。