Sikafloor® Marine-120
内装用 軽量セルフレベリング一次デッキカバーリングモルタル
Sikafloor® Marine-120 は、変成セメントポリマーベースの1成分形軽量セルフレベリングモルタルです。 Sikafloor® Marine-120 はFTPコードシステムに基づいて試験をし、国際海事機関(IMO)の船舶機器指令(MED)の承認を得ています。
- 軽量
- レベリング性能
- ポンプ塗布が可能
内装用 軽量セルフレベリング一次デッキカバーリングモルタル
Sikafloor® Marine-120 は、変成セメントポリマーベースの1成分形軽量セルフレベリングモルタルです。 Sikafloor® Marine-120 はFTPコードシステムに基づいて試験をし、国際海事機関(IMO)の船舶機器指令(MED)の承認を得ています。
バッグ | 16 kg |
主成分 | 変成セメントモルタルポリマー | |
色 | グレー | |
硬化機構 | 水和反応 | |
密度 | 混合直後 硬化後 | 1.12 kg/l 0.9 kg/l |
混合比率 | 16 kgバッグにつき | 5.9 ~ 6.5 L |
被着材温度 | 5 ~ 30 ℃ | |
施工厚み | 3 ~ 30 mm A | |
施工可能面積 | 16 kgバッグ (厚み1mm) | 17 m2 |
作業時間 (CQP599-9) | 20 分 A | |
歩行可能時間 (CQP600-3) | 湿度・換気による | 12 時間 A |
圧縮強度 (CQP599-2) | 9 MPa B | |
曲げ強さ (CQP599-1) | 3.4 MPa B | |
弾性モジュラス (CQP599-5) | 2.5 GPa B | |
線収縮 (CQP599-5) | 0.03 % B | |
保存期間 | 12 ヵ月 C |
CQP = Corporate Quality Procedure | A) 23 ℃ / 50 % r. h. | B) 28 日後 | C) 乾燥した25 ℃以下の冷所で保存 |
Sikafloor® Marine-120は、水和反応で硬化します。
レベリング施工のため、表面は清潔にし、接着性を損なう恐れのあるホコリ、グリス、オイル、そして他の汚染物質を完全に取り除いてください。さびはスチールブラシ等で完全に除去し、掃除機で表面を清潔にしてください。
被着材表面は、Sikafloor® Marine Primer-C を毛足の長いローラーで塗布して表面処理を行います。プライマーが乾燥したら、Sikafloor® Marine-120 を施工します。
アルミニウムやジンクリッチショッププライマーで処理してあるデッキへSikafloor® Marine-120 を施工する際には、Sikafloor® Marine Primer-Cの表面処理の前にSikaCor® ZP Primer または適したタイコート剤が必要となります。
混合したモルタルをコテまたは角材で施工します。
Sikafloor® Marine-120は爪レーキでも施工が可能です。混合後のSikafloor® Marine-120 は、20 分以内に施工して下さい。雰囲気温度30℃以上での施工ではオープンタイムが10 分以下になります。厚さが3 mm未満の場合は、セルフレベリングの効果が低下します。
適したポンプシステムについての選定とセッティングについてはシーカ・ジャパン(株) テクニカルサービスにお問い合わせ下さい。
施工後少なくとも12時間は、硬化過程の施工部に直接熱(下からの切断や溶接など)や日光、風が当たることを避けて下さい。
ビニール等の高密度材でSikafloor® Marine-120の上を覆う際は、事前に残留水分率が4%以下であることを確認してください。
乾燥状態を判断するための確認手順(ASTM D 4263に準拠): 施工したモルタル床の表面に1 m x 1 mのポリエチレンフィルムを置き、周囲をテープで貼り、1日静置します。フィルムに結露がなく、覆われた表面と覆われていない表面の間に目に見える色の違いがなければ、硬化は完了です。
余分な材料は、硬化前にコテで取り除いておきます。
硬化前のSikafloor® Marine-120 は、水を用いて、工具や機械から取り除くことが可能です。硬化後は機械的に取り除くしかありません。手など皮膚に付着した場合は直ちに水で洗い流して下さい。適切な皮膚保護用ハンドクリームを使用して下さい。
傾斜面(>1%)での施工については、シーカ・ジャパン(株) テクニカルサービスにお問い合わせください。
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