Sikaflex®-221
接着範囲の広い多目的シーリング接着剤
Sikaflex®-221 は、金属、金属プライマー、2成分形塗装面、セラミックス系材料、樹脂などの多種多様な被着材に良好な接着をする多目的1成分形ポリウレタン系接着剤/シーリング材です。恒久的な弾性シールに適しています。
- 多目的に使用できる
- 耐劣化性及び耐候性が良い
- 上塗り塗装が可能
接着範囲の広い多目的シーリング接着剤
Sikaflex®-221 は、金属、金属プライマー、2成分形塗装面、セラミックス系材料、樹脂などの多種多様な被着材に良好な接着をする多目的1成分形ポリウレタン系接着剤/シーリング材です。恒久的な弾性シールに適しています。
カートリッジ | 310 ml |
ソーセージパック | 400 ml |
ペール缶 (受注生産) | 20 kg |
ドラム缶 (受注生産) | 195 l |
主成分 | 1 成分形ポリウレタン | |
色 (CQP001-1) | ホワイト、グレー、ブラック | |
硬化機構 | 湿気硬化 | |
密度 (未硬化) | (色により異なります) | 1.3 kg/l |
形状保持性 | 良い | |
施工温度範囲 | 外気温 | 5 ~ 40 ℃ |
スキンタイム (CQP019-1) | 60 分 A | |
オープンタイム (CQP526-1) | 45 分 A | |
硬化速度 (CQP049-1) | グラフ参照 | |
収縮率 (CQP014-1) | 5 % | |
硬度 (ショアA) (CQP023-1 / ISO 48-4) | 40 | |
引張り強度 (CQP036-1 / ISO 527) | 1.8 MPa | |
破断時の伸び (CQP036-1 / ISO 527) | 500 % | |
引裂き強度 (CQP045-1 / ISO 34) | 7 N/mm | |
適用温度範囲 (CQP509-1 / 513-1) |
24時間 1時間 | -50 ~ 90 ℃ 120 ℃ 140 ℃ |
保存期間 | 12 ヵ月 B |
CQP = Corporate Quality Procedure | A) 23 °C / 50 % r.h. | B) 25 °C以下で保存 |
Sikaflex®-221 は空気中の水分(湿気)との反応により硬化します。一般的に低温低湿時は空気中の水分が少なく、硬化は遅くなります。(グラフ1 参照)
グラフ1: Sikaflex®-221 の硬化速度
Sikaflex®-221は、一般的に、淡水、海水、希酸および希アルカリ溶液に耐性があります;燃料、鉱油、植物性および動物性油脂に対しては一時的な耐性があります;有機酸、グリコール酸アルコール、濃無機酸および濃アルカリ溶液または溶剤に対しては耐性はありません。
表面は清潔で乾燥させ、グリス、オイル、そしてホコリを完全に取り除いてください。
表面処理は、被着材の種類や仕様によって決まり、長期的な接着には極めて重要です。下地処理の方法は、適切なSika®Pre-Treatment Chartの最新版でご確認いただけます。これらの処理方法は経験に基づくものであり、いかなる場合でも現物の被着材での事前試験にて検証してください。
Sikaflex®-221は5 ℃から40 ℃の間で施工することができますが、反応性および施工性能の変化を考慮してください。被着材とシーリング材の最適温度は、15 ℃から25 ℃の間です。
Sikaflex®-221はピストン式のハンドガン、エアーガンまたは電動ガンならびにポンプ設備で塗布することができます。ポンプの選定・設定に関するご質問等は、シーカ・ジャパン(株) テクニカルサービスまでお問い合わせください。
均しおよび仕上げはシーリング材のスキンタイム内に行う必要があります。Sika®Tooling Agent Nの使用をお勧めします。他の仕上げ剤は適合性および互換性について、使用前に試験にて確認してください。
硬化前のSikaflex®-221は、Sika®Remover-208または他の適切な溶剤を用いて工具や機器から取り除いてください。硬化後は機械的に取り除くしかありません。手など皮膚に付着した場合は、直ちにSika®Cleaner-350Hまたは適切な工業用ハンドクリーナーおよび水で洗い流してください。溶剤は使用しないでください。
Sikaflex®-221は、被膜が形成された後に塗装することができます。焼付け⼯程がある場合、シーリング材が完全に硬化した後に⾏うことで最良の性能が得られます。一般的に、1成分形ポリウレタン系および2成分形アクリル系塗料は上塗り塗装に適しています。使⽤されるすべての塗料について、実際の使⽤条件にて事前試験を実施し、確認する必要があります。塗装の伸縮性は、通常、シーリング材の伸縮性よりも低くなります。 これにより、上塗り⾯の塗装にひび割れが⽣じることがあります。
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