SikaPower®-1200
速硬化・⾼靭性・⾼強度アッセンブリー⽤接着剤
SikaPower®-1200は、靭性があり、強度が高く、無溶剤でチキソ性がある、速硬化エポキシ系接着剤です。GFRPやCFRP積層板のような構造用複合材料、および金属面への速硬化アッセンブリー用接着剤として開発されています。本製品はA剤とB剤の重付加によって硬化します。
- 優れた耐疲労性
- FRPへの良好な接着性
- 優れた形状保持性
速硬化・⾼靭性・⾼強度アッセンブリー⽤接着剤
SikaPower®-1200は、靭性があり、強度が高く、無溶剤でチキソ性がある、速硬化エポキシ系接着剤です。GFRPやCFRP積層板のような構造用複合材料、および金属面への速硬化アッセンブリー用接着剤として開発されています。本製品はA剤とB剤の重付加によって硬化します。
SikaPower®-1200 (A)
ドラム缶 | 220 kg |
SikaPower®-1040 (B)
ドラム缶 | 240 kg |
SikaPower®-1200 (A+B)
カートリッジ | 400 ml |
ミキサー: Sulzer MixPacTM MFH 10-24T |
特性 |
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主成分 |
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色 (CQP001-1) |
混合後 |
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密度 |
混合後(計算値) |
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混合比率 | A:B 体積比 A:B 重量比 | 100:50 100:54 | |||
固形分 | 100 % | ||||
粘度 (CQP029-4) | 10 s-1 の時 |
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性状 | チキソ性のあるペースト | ||||
施工温度範囲 | 15 ~ 30 ℃ | ||||
オープンタイム (CQP046-11 / ISO 4587) | 45 分 B, C, D | ||||
硬化時間 (CQP046-9 / ISO 4587) | 23 ℃ の場合 70 ℃ の場合 | 48 時間 2 時間 | |||
引張り強度 (CQP543-1 / ISO 527) | 40 MPa C, E | ||||
E-モジュラス (CQP543-1 / ISO 527) | 2600 MPa C, E | ||||
破断時の伸び (CQP543-1 / ISO 527) | 3.5 % C, E | ||||
引張りせん断強度 (CQP046-9 / ISO4587) | 20 MPa C, D, E | ||||
臨界応力拡大係数 K1c (ISO 13586) | 2.7 m1/2 MPa C, E, F | ||||
臨界エネルギー解放率 G1c (ISO 13586) | 3.5 N/mm C, E, F | ||||
ガラス転移点 (CQP509-1 / ISO 6721) | 90 ℃ E | ||||
保存期間 | ドラム缶 カートリッジ | 12 ヵ月 G 24 ヵ月 G |
CQP = Corporate Quality Procedure | A) レオメーター PP = 25, d = 1 mm | B) 23℃で7日間硬化 |
C) 23 ℃ / 50 % r. h. | D) 接着厚み: 25 x 10 x 3 mm / GFRP | E) 70℃で4時間硬化 |
F) CT試験片 (Optical Crack Tracking) | G) 10 ~ 35 ℃で保存 |
SikaPower®-1200は、A剤とB剤の化学反応により常温で硬化します。硬化速度は、周囲の温度が高いほど速くなり、低温下においては遅くなります。硬化温度が高いほど、最終的なガラス転移温度、ならびに引張り強度およびせん断強度は、より高くなる傾向があります。
耐薬品性や熱への暴露に関しては、実用途に即したテストを実施してください。
SikaPower®-1200は、ピールプライを剥がした後のFRP表⾯に使⽤する場合、通常良好に接着します。
表⾯は清潔で乾燥させ、グリス、オイル、そしてホコリを完全に取り除いてください。被着材によっては表⾯処理が必要になる場合があります。適切な表⾯処理⽅法は、組み⽴て⼯程における実条件を考慮し、事前に実際の被着材を使⽤して確認する必要があります。
SikaPower®-1200は適切なマニュアルガン、またはエアーガンを使用してデュアルカートリッジから吐出してください。ミキサーを取り付ける前に、A剤とB剤が均一に吐出されるまで捨て打ちを行います。次に、ミキサーを装着し、塗布の前にビ―ドの最初の数cmを捨て打ちしてください。適切なポンプシステムの選択と設定に関するアドバイスについては、シーカ・ジャパン(株) テクニカルサービスにお問い合わせください。
硬化前のSikaPower®-1200 は、Sika®Remover-208または他の適切な溶剤を⽤いて⼯具や機器から取り除いてください。硬化後は機械的に取り除くしかありません。
⼿など⽪膚に付着した場合は、直ちにSika®Cleaner-350Hのようなウエットタオルや適切な⼯業⽤ハンドクリーナーと⽔で洗い流してください。溶剤は使⽤しないでください。
SikaPower®-1200は10~35℃の乾燥した場所に保管してください。直射日光や霜にさらさないでください。開封後に保管する際は特に湿気の影響を受けないように注意してください。
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