SikaForce®-420 L45
垂れにくいアセンブリ用接着剤
SikaForce®-420 L45 は、サンドイッチパネルや同構造の様々な部材を組み立てるための高粘度2成分形ポリウレタン接着剤です。 SikaForce®-420 L45 は、FTPコードシステムに基づいて試験を行い、国際海事機関(IMO)の船舶機器指令(MED)の承認を得ています。
- 垂れにくい
- IMO承認
- 良好なすき間充填性
- 無溶剤
垂れにくいアセンブリ用接着剤
SikaForce®-420 L45 は、サンドイッチパネルや同構造の様々な部材を組み立てるための高粘度2成分形ポリウレタン接着剤です。 SikaForce®-420 L45 は、FTPコードシステムに基づいて試験を行い、国際海事機関(IMO)の船舶機器指令(MED)の承認を得ています。
特性 |
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主成分 |
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色 (CQP001-1) |
混合後 |
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硬化機構 | 重付加反応 | ||||
密度 (未硬化) |
混合後 (計算値) |
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固形分 |
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混合比率 | 体積比 重量比 | 100 : 25 100 : 19 | |||
粘度 (CQP029-4) | レオメーター, PP25, せん断速度 10 s-1, d=1 mm 混合後 |
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施工温度範囲 | 15 ~ 30 ℃ | ||||
ポットライフ (CQP536-3) | 45 分 A | ||||
オープンタイム (CQP526-3) | 90 分 A | ||||
プレス時間 (CQP590-4) | 1 MPa | 170 分 A | |||
硬度(ショアD) (CQP023-1 / ISO 48-4) | 77 B | ||||
引張り強度 (CQP543-1 / ISO 527) | 16 MPa B | ||||
破断時の伸び (CQP543-1 / ISO 527) | 15 % B | ||||
引張りせん断強度 (CQP546-1 / ISO 4587) | 11 MPa B | ||||
保存期間 |
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CQP = Corporate Quality Procedure | A) 23 ℃ / 50 % r.h. | B) 23 ℃ / 50 % r.h. で12週間 |
SikaForce®-420 L45 は、2成分の化学反応によって硬化します。硬化時間は、温度が高いほど速くなり、温度が低いほど遅くなります。
薬品や熱への暴露に関しては、実⽤途に即したテストを実施し、確認してください。
表⾯は、清潔で、乾燥し、グリス、オイル、ホコリおよび汚染物質がないようにしてください。洗浄工程の後、被着材の種類と表面の仕様によっては、物理的、または化学的な前処理が必要になる場合があります。前処理の方法は、試験によって確認する必要があります。
接着剤の塗布量と塗布位置は、部材を貼り合わせた後に接合部の隙間が十分に埋まるように決める必要があります。具体的な塗布量と塗布位置は、試験によって確認する必要があります。
手動での施工手順は次のとおりです。
沈殿や分離が無いようにA成分を良く撹拌してください。材料に空気が混入することを避けるため、激しく撹拌しすぎないように注意してください。
規定の比率でB成分を加え、均一になるまで良く撹拌してください。
ポットライフの半分の時間までに塗布を行い、オープンタイムまでに部材を貼り合わせる必要があります。大量に混合すると、発熱反応によってポットライフとオープンタイムが大幅に短縮されることに留意してください。
デュアルカートリッジの場合、スタティックミキサーMFHX 08-24TもしくはMFHX 10-24Tを使用してください。
設備の自動化に関しては、シーカ・ジャパン(株) テクニカルサービスにお問い合わせください。
被着材と接着剤の間に空隙のない接触を得るためには、適切な圧締力が必要です。ただし、最適な圧締力は芯材によって異なるので、試験によって確認する必要があります。圧締力は常に芯材の最大圧縮強度を下回っている必要があります。プレス工程開始後、プレス時間が経過するまで圧力を解除しないでください。
硬化前の SikaForce®-420 L45 は、SikaForce®-096 Cleanerを用いて工具や機器から取り除くことができます。硬化後は機械的に取り除くしかありません。
手など皮膚に付着した場合は、直ちにSika® Cleaner-350H または適切な工業用ハンドクリーナーと水で洗い流してください。
皮膚に溶剤は使用しないでください。
SikaForce®-420 L45 は、乾燥した10℃~30℃の環境下で保管してください。直射日光や霜にさらさないでください。開封後は、内容物を湿気から保護する必要があります。
輸送中の最低許容温度は、-20℃(最長7日)です。
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