輸送機器

輸送機器における車体軽量化は、積載量の増加や燃費改善、ひいては車内空間の快適さ追求にもつながります。今日においては、従来多く使用されてきた金属材料に加えて、アルミニウム、マグネシウム、繊維強化プラスチックなどの軽量材料を採用することで軽量化を目指す動きが加速しています。シーカは組み立て工程において効率的に異種材料を接着する幅広い製品群を取り揃えるだけでなく、熱膨張係数の違いなどといった課題に対してもソリューションを提供します。

世界中での実績や知見に加え、各国のニーズに合わせた技術サービスを強みとして、私たちは輸送機器製造に携わるお客様の軽量化実現にむけたサポートを提供します。

"シーカは輸送機器の車体軽量化による積載量の増加や燃費改善、車内空間の快適さ追求に、幅広いテクノロジーや技術的なサポートで貢献します。"

車体軽量化に寄与するシーカのテクノロジー

シーカにはお客様のものづくりにおける挑戦や課題に寄り添うことを目指して開発された独自のテクノロジーがあり、世界中の数多くの輸送機器生産の現場においてその価値を証明してきました。

高い剛性と柔軟性を両立させたSikaForce®Powerflexテクノロジー

軽量複合材料とアルミのような異種材料の大きなパネルを構造的に接着する場合、熱膨張係数の違いによるひずみの問題を避けて通ることはできません。また、構造接着に使用される多くのポリウレタン接着剤やMMAなどアクリル系接着剤は低温域になると脆く、高温域になると強度を失うという課題を抱えています。これらの問題を解決するのが、温度領域に関わらず柔軟性と安定した強度を保持するという特長をもったSikaForce®Powerflexテクノロジーです。

 パネル接着
SikaForce®Powerflexテクノロジー
 

高張力鋼板の性能を最大化する接着ソリューション

ネジやボルトといった機械的な締結はその数に応じて車体に実質的な重量をもたらすだけでなく、接合部に応力が集中するため耐久性を損なう原因になったり、接合箇所の補強が必要になるなどの課題を抱えています。 エポキシを主成分とするSikaPower®SmartCoreテクノロジーは、輸送機器における車体の強度と剛性の要求に応えるための新たなツールの一つです。超高張力鋼板の接合を可能にし、接合部の歪み補正や表面研磨などの後工程の削減を図ることが可能です。

金属接着
 

炭素繊維シートの接着による補強構造

SikaPower®SmartCoreを用いて炭素繊維(CFRP)シートをスチール構造に接着することで、車体の剛性は強化され大幅な軽量化に繋がります。SikaReinforcer®は量産車両の構造補強のための樹脂製インサートです。

SikaPower®SmartCoreテクノロジー

 

SikaDamp®Ultralite 軽量防音ソリューション

SikaDamp®Ultraliteは拘束層を複合した制振防音材で、類似製品に比べ最大80%の軽量化を実現しました。振動発生箇所に防音材を貼るのは、騒音を軽減するために非常に効果的な方法です。

お客様が軽量化車体を実現するためのパートナーとしてシーカにできること

シーカは複合材料の導入や、鋼板の性能を最大限生かすための接着ソリューションを提供することで、車体軽量化というお客様の目標達成をサポートします。私たちが提供するものは製品だけでなく、CAEで必要なデータの提供や接着試験など多岐にわたります。シーカのソリューションは、完成車両オーナーに車両軽量化から得られる最大積載量の増加による利益をもたらせます。