Sikaの革新的な弾性・構造用接着においてのソリューションは、商用車メーカーに、より柔軟な組立工程の実現や、車両の燃費性能の向上、積載量や意匠性の向上といった様々なメリットを提供します。また、今日の車両設計において異種材料の接合はより身近な課題となりました。
Sikaはお客様のニーズや実際の組み立て工程を考慮したうえで、最適な接着剤やソリューションを提案します。また、プロジェクトの早い段階で検証が開始できるよう、CAEに必要な材料データの提供が可能です。
"一連のテクノロジーおよび材料データに加えてSikaのイノベーティブ・マインドセットで、お客様の設計に関する新たな挑戦に役立つソリューションを提供します。"
設計の自由度を向上させるSikaのテクノロジー
Sikaはお客様のものづくりにおける挑戦や課題に寄り添うべく、独自のテクノロジーと革新を続けるソリューションを提供し続けてきました。Sikaの弾性接着剤および構造用接着剤はその価値が世界で認められています。
異種材料の接合
今日、車両の設計における軽量化やコストに関する目標を達成する手段として、複合材料やプラスチックでできた部材の導入検討が加速しています。溶接できないこれらの材料の導入には、熱膨張率の差や部材強度を考慮した接合技術が不可欠です。Sikaは40年以上にわたる自動車や各種輸送機器における樹脂材料接着の実績を持っています。
ダイレクトグレージング
自動車産業において40年以上にわたりフロントガラスのダイレクトグレージングは車両の剛性向上に有効な手法として認知され、鋼板の板厚低減や使用量削減に貢献してきました。また、乗用車だけでなく、様々な輸送機器においても剛性の観点でガラスのダイレクトグレージングは有益な手段といえます。Sikaは商用車に使用される大型の窓ガラスの組付けにも対応するソリューションを提供します。
耐候性に優れたSikaflex®が実現するフラットな外観
車両の外観をフラットなデザインに仕上げることは、洗練された雰囲気を実現するだけでなく、車両の空気抵抗を低減することにつながり、結果として燃費性能を向上させます。Sikaflex® 耐候性シーリング材は窓ガラスの目地充填に最適で、作業性と耐候性に優れています。耐候性のあるSikaflex® は、修理の際に既存の接着剤やシーリング材をすべて除去する必要なく、打ち継ぎを行うことが可能です。
機械的締結との置き換え
ネジやボルトといった機械的な固定は、その数に応じて車両が重くなるだけでなく、接合部に応力が集中するため耐久性を損なう原因になったり、接合箇所の補強が必要になるなどの課題を抱えています。エポキシ系接着剤のSikaPower®SmartCoreテクノロジーは、新たなツールの一つで、車体や部材の強度や剛性向上の要求に応えます。
お客様のものづくりにおけるパートナーとして
Sikaは従来の金属材料からの置き換えとして、複合材料やプラスチックなどの導入を検討するお客様へソリューションを提供します。部材の熱膨張や接合工程の観点に基づくアドバイスや、個別のプロジェクトにおける部材への接着性評価などが可能です。また、お客様の設計および検証の段階においては、CAEに必要な材料データなどを提供します。