シーカ®ルガゾール-919 UR

コンクリート打継目処理剤(超遅延タイプ)

シーカ®ルガゾール-919URは、従来のルガゾールCと同様にグルコン酸塩を主成分とし、かつ、傾斜面に散布しても流れを抑制する成分として、アルカリ増粘タイプの増粘剤を配合し、更に最大で3日後の洗い出しが可能になるコンクリート打継目処理剤です。コンクリート打継目に散布または塗布することにより、コンクリート表層薄層部の凝結・硬化を遅延させ、高圧洗浄機などで、レイタンスや脆弱部の除去を容易にまた均一に行うことができます。シーカ®ルガゾール-919URは水平打継ぎ以外に、勾配5%程度までの傾斜面の打継ぎにも適用できます。さらに、ブリーディング水によって流されにくいことから、これまでブリーディングの収束を待ってから行っていた散布は、コンクリートを打設後、粗均して直ちに散布することが可能となり、作業の効率化も期待できます。また、弊社が推奨する噴霧器を使用することで、散布後の視認性が向上するので、撒きムラ防止にも期待できます。

  • 従来と同様に電動スプレーで散布できます。
  • 傾斜面やブリーディング水に対して流されにくく、従来と変わらない効果を発揮します。
  • コンクリート打継面のレイタンスや脆弱部を容易、かつ均一に除去できます。
  • コンクリート表面薄層部のみ遅延させるため、レイタンスや脆弱部の除去処理の時間的制約が少なくなります。
  • コンクリート打継引張強度のバラツキも少なく、チッピング処理と同程度以上になります。
  • ウエットブラスト、チッピング処理に比べて経済的で、工程短縮・省力化が図れます。
  • コンクリートや鉄筋に悪影響を与えません。
  • 週末金曜日に噴霧し、週明け月曜日の洗い出しが可能になります。