シーカ®タードクリーン

JIS A 5308付属書D

トラックアジテータのドラム内に付着したモルタルの使用方法　安定剤の品質規定

オキシカルボン酸

缶の場合、未開封で直射日光を避け、冷暗所に保管して6カ月

• 他の混和剤や雨水などの異物が混入しないように注意して下さい。また凍結しないように保管して下さい。
• 凍結した場合（氷点：-2.5 ℃）には、自然解凍させ、融解後よく攪拌してからご使用下さい。
• 希釈液は、夏期は5日以内、冬期・標準期は7日以内に使用して下さい。
• 万一漏洩した場合でも河川や地中に流出しない場所に保管して下さい。漏洩した場合は、砂、ウエスなどに吸着させ、産業廃棄物として処理して下さい。

1.10～1.14 g/㎤

6.0～8.0

• あらかじめ所定の濃度に希釈して使用します。

• 希釈液を生コンプラントに設置したタンクに保存して使用する方法と、アジテータ車にタンクを設置して保存し、使用する方法があります。

1. コンクリートを全量排出します。
2. コンクリートの練混ぜから3時間以内に、シーカ®タードクリーン希釈液を所定量投入します。
3. ドラム内の付着モルタルと希釈液を十分に混合するため、1分間高速攪拌を行います。
4. 混合されたスラリーが、ドラム内全面に行きわたるように、正転、逆転を数回（5～6回）繰り返します。逆転時にはスラリーがドラム最後部にみられるまで上昇させます。
5. アジテータ車を駐車位置に停車し、スラリーをドラム内の最前底部に集めてドラムを停止します。
6. 雨水などが入らないように、ホッパーにカバーを掛けます。
7. 翌日、ドラムを30秒間高速攪拌し、スラリーが流動性があることを確認します。
8. コンクリートを積み込む前に、ドラム内のスラリーを最後部付近まで上げます。
9. ドラムを回転させながら、新たなコンクリートを積み込みます。新たに積み込むコンクリートは、投入したシーカ®タードクリーン希釈液量の水を各バッチから均等に差し引きます。
10. 積み込むコンクリート量は、大型アジテータ車で3 ㎥、小型アジテータ車で1.5 ㎥以上積載して下さい。コンクリートの積込終了後、30秒間高速で攪拌し、コンクリートとスラリーを十分に混合させてから出荷します。