裏面に自己粘着層を備えた高性能塩化ビニル防水シートであり、ガラス繊維不織布による補強層を持ち、優れた寸法安定性と機械的強度を発揮します。
Sarnafil® G 410-15 SA Feltback
防水施工をスマートに変える日本初の自己粘着型防水シート。
Sarnafil® G410-15 SA Feltback は、工場で一体成形された自己粘着層を備えています。 現場で接着剤を塗布する必要がなく、ディスクやアンカーによる固定も不要です。安定した品質で接着層が形成されるため、施工ムラのない均一な接着性能を確保できます。さらに、シートの貼付け作業は従来工法と比べて50%以上のスピードアップを実現し、大面積の屋根でも短期間で仕上げることが可能です。
Sarnafil® は世界各国のあらゆる気候条件に対応するため、厳しい要求性能をクリアし現在の品質を実現してきました。Sarnafil® G410-15 SA Feltbackは紫外線や熱による物性の変化が少なく、変退色もわずかで高い耐久性を発揮します。長期の促進暴露試験においても表面の劣化はほとんどなく、十分な強度と柔軟性を保持します。
Sarnafil®シート表面(50倍)
従来工法は、アンカーを打ち込む機械的固定工法が主流であり、施工時のドリル音・振動・下地損傷を避けることができませんでした。Sarnafil® G 410-15 SA Feltback システムは、自己粘着構造によりドリルやアンカーの使用を限りなく低減し、防水層を固定します。 これにより、施工中の騒音や振動を大幅に低減し、居住中の施設・病院・学校・稼働中の工場などの改修現場でも安心して施工することができます。 特に平場部では下地に穴をあけないため、施工中の漏水リスクを最小限に抑えることが可能です。
| 項目 | 機械的固定工法 | Sarnafil® G 410-15 SA Feltbackシステム |
| 固定方式 | アンカー・ディスク | 自己粘着層による接着 |
| 騒音・振動 | 発生(穿孔作業) | 低騒音・低振動 |
| 雨水侵入リスク | 穿孔部からのリスクあり | 低リスク |
| 適用現場 | 騒音制限下では不可 | 病院・学校・工場にも適用可 |
Sarnafil® G 410-15 SA Feltback のシートジョイント部は、自動溶接機による熱融着で一体化します。 温度・風量・速度を管理できることから作業熟練度に左右されない融着品質を確保でき、溶剤による溶着と比べて施工効率と品質の向上を実現します。
高反射ホワイト仕上げにより、最大で90%以上という非常に高い日射反射率を実現します。この高反射ホワイトと断熱材を組み合わせることで、屋根表面温度を最大約30℃低減することが可能です。さらに、高性能な断熱材で屋根全体を覆うため、冷暖房の効率が向上し、省エネルギーにも貢献します。夏場には太陽熱の侵入を抑えて室内温度の上昇を防ぎ、冬場には室内の暖気が外へ逃げるのを抑制します。また、躯体の室内側温度が室内温度に近づき、結露の発生を効果的に抑えることができます。
<遮熱断熱効果>
<断熱工法 表面温度比較>
既存の防水* を撤去することなく、プライマーを塗布した上からSarnafil® G 410-15 SA Feltback を直接貼り合わせることができます。自己粘着層により下地との密着性を確保し、穿孔や騒音を伴わずに改修することが可能です。下地撤去が不要なため、工期短縮・廃材削減・漏水リスク低減・低騒音施工を同時に実現いたします。
断熱層を追加する改修・改築の場合でも、既存防水層を撤去せずにSikaRoof® Board Adhesive で断熱材を固定し、その上にSarnafil® G 410-15 SA Feltback を貼り合わせることで、工期短縮と優れた耐風圧性能を両立いたします。環境負荷の高い下地撤去工程を省略することで、作業騒音・廃棄物・CO2排出を抑えたサステナブルな改修を実現いたします。
*既存防水が塩ビシートの場合は施工できません。
| 下地 | 既存防水改修 | 接着断熱 | 適応プライマー |
| コンクリート(押さえコン除く) | ○ | ○ | DSプライマー・エコ |
| 金属(折板屋根・瓦棒屋根含む) | ○ | ○ | プライマーPW-F、FSエポプライマー |
| ALCパネル(t100mm以上) | ○ | ○ | DSプライマー・エコ(下地調整後) |
| 塩ビシート(接着工法) | × | ○ | 層間プライマーE |
| ウレタン塗膜 | ○ | ○ | 層間プライマーE |
| 加硫ゴムシート(接着工法) | ○ | ○ | オープライマー |
| 砂付きアスファルト | ○ | ○ | オープライマーバリア |
| オレフィン系シート | ○ | × | ー |
従来の機械的固定工法や全面接着工法では、アンカーの穿孔や接着剤の硬化時間など、作業工程や待機時間が多く、工期全体が長期化する傾向があります。Sarnafil® G 410-15 SA Feltbackの接着断熱工法 では、自己粘着層と特殊発泡ウレタン樹脂接着剤によって、接着剤の塗布・養生・固定を大幅に短縮することができます。さらに下地撤去が不要なため、準備から仕上げまでを効率的に進めることが可能です。これにより、建物稼働中の改修やタイトな工程スケジュールにも対応でき、安全性・生産性・品質のすべてを高次元で両立いたします。
<各種塩ビシート防水断熱工法の工程比較>
金属屋根改修においては、金属カバー工法での改修と比較して上載荷重が1/3に低減が可能です。(断熱材は50㎜想定)これにより既存構造への荷重負担を抑制し、建物の長寿命化にも貢献します。
<金属屋根カバー工法>
<Sarnafil® G 410-15 SA Feltback>
基本構成図
| システム記号 | シート厚み | 工法 | 高反射 | 用途 | 工事分野 |
| 15FSAW-FA-UR | 1.5 | 接着断熱工法 | ● | 非歩行 | 新築 / 改修 |
施工手順(断熱工法)
| 1 | プライマー塗布 | プライマーPW-F、FSエポプライマー |
| 2 | 発泡接着剤の吹付塗布 | SikaRoof® Board Adhesive |
| 3 | 断熱材の敷設 | 硬質ウレタンフォーム(接着用)、SPLアルミテープ |
| 4 | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback 貼込み | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback、SPL両面テープ |
| 5 | 熱融着接合 | 自動溶接機、ハンドライスター、シームシーラント |
| 6 | 端末処理 | SPL-K各種、SPL-A各種、アンカー各種、SPL両面テープ |
[注意事項]
●新築のデッキプレート下地、改修の瓦棒下地にも対応可能です。ハゼ式折板には対応していません。
●金属下地にプライマー塗布が必要です。
●SikaRoof® Board Adhesive塗布後、硬化するまで断熱材上を歩行しないでください。
●立上り部はSikaRoof® Adhesive Tape PVC工法・接着工法・機械的固定工法・ハイブリッド工法で施工可能です。
●下地の状態(浮き・はく離・凹凸)により本工法が適用できない場合があります。
●断熱材の凹凸を解消するためSPLディスクを併用することも可能です。
●仕上がりに断熱材の凹凸が目立つ場合がありますが、防水性能に問題はありません。
●シートジョイントは熱融着のみで施工してください。溶剤溶着には対応していません。
基本構成図
| システム記号 | シート厚み | 工法 | 高反射 | 用途 | 工事分野 |
| 15FSAW-FA-UR | 1.5 | 接着断熱工法 | ● | 非歩行 | 新築 / 改修 |
施工手順(断熱工法)
| 1 | プライマー塗布 | 各種プライマー |
| 2 | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback 貼込み | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback、SPL両面テープ |
| 3 | 熱融着接合 | 自動溶接機、ハンドライスター、シームシーラント |
| 4 | 端末処理 | SPL-K各種、SPL-A各種、アンカー各種、SPL両面テープ |
[注意事項]
●下地別に各種プライマー塗布が必要です。
●立上り部はSikaRoof® Adhesive Tape PVC工法、接着工法・機械的固定工法・ハイブリッド工法で施工可能です。
●下地の状態(浮き・はく離・凹凸)により本工法が適用できない場合があります。
●仕上がりに下地の凹凸が目立つ場合があります。
●シートジョイントは熱融着のみで施工してください。溶剤溶着には対応していません。
●新築で下地がRC、立上りが接着工法、SikaRoof® Adhesive Tape PVC工法、ハイブリッド工法の場合は入隅にSPL鋼板は不要です。
基本構成図
| システム記号 | シート厚み | 工法 | 高反射 | 用途 | 工事分野 |
| 15FSAW-FA-UR | 1.5 | 接着断熱工法 | ● | 非歩行 | 新築 / 改修 |
施工手順(断熱工法)
| 1 | プライマー塗布 | 各種プライマー |
| 2 | 発泡接着剤の吹付塗布 | SikaRoof® Board Adhesive |
| 3 | 断熱材の敷設 | 硬質ウレタンフォーム(接着用)、SPLアルミテープ |
| 4 | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback 貼込み | Sarnafil® G 410-15 SA Feltback、SPL両面テープ |
| 5 | 熱融着接合 | 自動溶接機、ハンドライスター、シームシーラント |
| 6 | 端末処理 | SPL-K各種、SPL-A各種、アンカー各種、SPL両面テープ |
[注意事項]
●下地別に各種プライマー塗布が必要です。
●SikaRoof® Board Adhesive塗布後、硬化するまで断熱材上を歩行しないでください。
●立上り部はSikaRoof® Adhesive Tape PVC工法・接着工法・機械的固定工法・ハイブリッド工法で施工可能です。
●下地の状態(浮き・はく離・凹凸)により本工法が適用できない場合があります。
●仕上がりに断熱材の凹凸が目立つ場合がありますが、防水性能に問題はありません。
●断熱材の凹凸を解消するためSPLディスクを併用することも可能です。
●シートジョイントは熱融着のみで施工してください。溶剤溶着には対応していません。