シーカは、メキシコのケレタロ州での新製造工場の設立で、自動車分野でのメキシコ製品のサプライチェーンの供給能力の強化を図っています。新工場には統合物流センターが備わり、国内のOEM組立・部品メーカーの増加に対応するため、シーカの制振材や車体構造用製品をフルレンジで現地生産・供給していきます。また、2018年初めにシーカが事業承継したFaist ChemTec 社のメキシコ子会社もこの新工場に統合されます。

 

メキシコの自動車向け市場は過去4年間で25%成長し、2018年には400万台が生産されると推測されています。この成長は製造能力の増強に投資しているOEM市場の数多くのキープレーヤーによって牽引されています。メキシコは有数の自動車製造拠点であり、まもなく世界第6位となり、韓国に追いつこうとしています。

 

車両製造のメガトレンドと排ガス低減という持続可能性の要求は、より軽く、より強く、より安全で、より静かで、より環境にやさしい車が求められています。これに伴い、高強度構造接着への需要がより高まっており、シーカ製品によりこの要求を満たすことができます。現在、世界では毎年5,000万台以上の自動車が生産されており、それらにはシーカの接着剤、補強システム、遮音材が使用されています。高性能なSikaBaffle®、SikaDamp®、SikaReinforcer®のテクノロジーは、車両組立工程での遮音シールや制振施工に幅広く使用され、車両の空気音や構造伝達音の騒音レベルを低減させ、耐衝撃性を強化するボディシェルや部品を構造的に補強します。

 

シーカのトーマス・ハスラーTMインダストリー事業統括責任者は以下のとおり、述べています。

「ケレタロ州にある当社の拠点は、メキシコでサポートしている顧客ネットワークの中心に戦略的に位置しています。これは、すでにメキシコに所在している多くの車両・部品製造工場や、稼働中の新工場に近いことを意味しています。市場の拡大につれて、私たちは、顧客のために付加価値とサポートを継続的に提供します。また、この拠点には大規模な建設材料工場があり、インフラと物流ネットワークを共有することができるという利点があります。」