シーカのR&D戦略は、統轄戦略および分散戦略という、お互いを完全に補完し合う2種類の戦略で構成されています。統轄戦略は、長期的な研究プログラム、分析サービスの提供、ならびにシーカグループ全体のためのR&Dマネージメントにかかわる戦略です。これらの戦略は、子会社であるSika Technology AGが一括して担当しています。分散戦略は、製品、ソリューション、および応用範囲を個々の地域に合わせて部分変更するための戦略です。これらの戦略は、アメリカ、欧州、およびアジアに設置されたテクノロジーセンターが担当しています。

シーカにおけるすべての新開発は、インスピレーション的なアイデアから市場投入までの道のり全体をカバーする、明確に定義された7段階式の「プロダクトクリエイションプロセス」(PCP)を通じて行われます。このため、シーカにおける製品開発という仕事の中では、PCPのもとで費用効率、環境保護、および安全衛生に関する非常に厳しい社内基準と社外基準をクリアすることが繰り返し要求されます。PCPの目的は、リスク削減、コストの最小化、TTM(市場投入までの所要期間)の短縮、および製品開発の絶え間ない改善を実現することです。PCPはSika AGの技術革新能力の維持向上に不可欠なものであるため、シーカでは、世界中のシーカ子会社の製品開発担当従業員を対象として、このプロセスの適用に関する研修を定期的に行っています。また、シーカでは、希望するすべてのシーカ従業員が参加できる、双方向型の研修プログラムも実施しています。シーカでは、すべての従業員が、この研修プログラムに積極的に参加し、シーカの高い技術水準や品質水準に関する知識を深めています。