Coordinated action throughout the world.


研究開発戦略は、CorporateレベルとLocalレベルでそれぞれ異なります。Corporateレベルにおいては、中長期的研究プログラムの企画・実践、分析サービスの提供、ならびにシーカグループ全体のR&Dマネージメントを実施します。これらは、分社化したシーカ・テクノロジーAGが一括して担当しています。

エキスパートチーム:組織横断的開発アプローチ。

研究目的と開発に要する努力は、多岐にわたります。既存製品を大きく改良し、それらの適用に向けた新しい領域を開拓することは、製品利用可能な新しい原材料を研究することに立脚しています。いわゆる企業のエキスパートチームは、評価や研究開発プロジェクトの実行において重要な役割を果たしています。検討対象の技術・製品の内容に応じて、このチームメンバーは、製造、購買、物流、マーケティングなどの様々な部門の代表者らで構成されています。つまりこのチームは、それぞれのプロジェクトに関連するすべての検討事項に関する協議、運営を担っています。

テクノロジーセンター:地域技術サポートセンターによって補完されています。

2つめのR&D戦略としては、顧客地域特有の要求に対する当社製品、ソリューションならびに施工方法の最適化が挙げられます。アメリカ、ヨーロッパ、アジア11箇所のテクノロジーセンターは、顧客指向の地域サポートセンターとの緊密な連携でこの作業を実施しています。世界6カ所に配置された地域サポートセンターの役割は,たとえばコンクリート混和剤の場合、サポート対象国における気候条件、ローカルセメントおよび骨材などの諸事情を鑑みた迅速なチューニングをサポートするとともに、各国における製造コストの最適化を実現する現地の原材料の発掘、提案なども行っています。

革新の鼓動:シーカ中央研究所(チューリッヒ)

シーカ中央研究所が担っている研究は、ポリウレタン基材の接着剤とシーリング材、STP、ポリアクリレート、エポキシハイブリッドなどのシーカ製品の開発・改良を主要としています。我々の仕事のさらなる柱は、建設産業向け化学製品の領域、主に防水ポリマーおよび水硬性バインダーの間にある構造の関係です。接着剤とシーリング剤の基本技術開発は、合成研究室において進められています。これの活動は、新しい硬化メカニズムを有する特殊なポリマーの開発と接着性向上のための表面活性材料の開発の礎となっています。

研究室ではプレポリマーに代表されるさまざまな素材が合成され、可塑剤、充填材、顔料、添加剤や触媒とともに所定の特性を有する製品に配合されています。いわゆる配合と呼ばれる異なる素材の組合せは、その製品性能に適合するよう、研究室にて検討されています。また、顧客サンプル品の製造とスケールアップ製造の準備に向けた新製品の量産化パイロットプラントも研究施設内に設置されています。

表面分析研究室では、表面の特性評価は接着時の障害の原因を明らかにするためにエネルギー分散分光装置(EDX)などの近代的な器具を使用して行われています。また、ガラスセラミックスなどの表面は、プラズマ処理を使用して分類・変更されています。研究者たちは実験室において、例えばウィンドシールドとガラスパネル接着剤における腐食測定と誘電体係数の測定なども行っています。です。新技術センターの建物は"屋根から床まで"というシーカコンセプトに則っています。シーカ製品は屋根にも、中庭のガラスアーケードの接着・固定にも使用されており、さらに同様にフローリングや壁材、床下シーリングでも使用されています。施設の面積は約10,000平方メートル、40,000立方メートルの広さを誇っています。